事業融資ってどうやって受ければいいの?流れからお得な制度まで解説します!

今回は私の銀行員時代の経験を活かして事業融資のポイントをお話ししたいと思います。
銀行員といってもしがない地方銀行の営業職でしたので、これから事業を起こそうと考えている方・個人事業主・小規模の企業の社長向けのお話になりますのでご了承ください。
目次
- まずは金融機関に足を運ぼう
- 市区町村の補助制度を利用しよう
- まとめ
まずは金融機関に足を運ぼう

お金を借りたいと思ったら、まずは金融機関に相談してみてください。
そこで必要書類の説明を受けると思うので、ここでは何が必要か割愛します。
準備として
いくらをいつまでに借りたいのか、何に使うのかを考えておくと良いですね。
ちなみに目安として運転資金(用途が決まっていない、事業用であれば何に使っても良い)であれば月商の3か月くらいは借りれることが多いです。
※絶対ではありません。
例えば年商1億2千万円、月商1千万円の企業であれば3千万円くらいは借りれそうかなといったところです。
創業(これから事業を始める)融資の場合は事業計画書等の内容によって変わってくるので一概には言えないところです。
どの金融機関を選ぶべき
私の感覚でしかありませんが年商2~3億円以下の規模であれば信用金庫や地方銀行がいいのではないかと思います。もちろん大手でも大丈夫ですが前者の方が色々丁寧に仕事をしてくれるイメージです。
支店や特に担当者によるところも大きいので近所で評判の良いところに行ってみるのも良いかと思います。
審査はどこも大して変わらない?
事業融資であれば基本、保証協会という保証会社付の融資を提案されるかと思います。
どこの金融機関から申し込んだとしても審査は保証協会が行うので結果に大差はでません。
(私のいた地方銀行では銀行内でも若干の審査はありますが、基本は保証協会付の融資だと内部の審査は緩いです。保証協会がOKならOKみたいな。ただ初回の申し込みだと厳しく審査していたイメージがあります。)
結果に差が出るとしたら金融機関担当者の頑張りやあなたの協力で多少変わるかもしれません。
市区町村の補助制度を利用しよう

金融機関から保証協会の融資を提案された場合は「市区町村の補助制度を利用したい」と伝えましょう。
※保証協会ではなく、銀行直接の融資を提案された場合もどちらがお得なのか確認しましょう!
市や区によって補助の内容は異なりますが、金利や保証協会へ支払う保証料の補助が出ます。
補助の内容や手続きについてもよく確認しておくことが大切です。
デメリットとしては審査にかかる期間が若干延びてしまいます。(初回だと特に)
しかし、それ以上にメリットが大きいので利用した方が断然良いと思います。
担当者によっては案内してもらえないこともあります。
補助制度を案内していない先輩社員に理由を聞いたところ仕事が煩雑になって面倒くさいからとのことでした笑
そんな担当者も以外と多いと思うので気をつけてください!
提案してくるか様子をみて、提案してこなければこっちから利用したいと言うのも面白いかもしれませんね笑
あくまでイメージですがこちらについても信用金庫や地方銀行の方が丁寧に案内や手続きの手伝いをしているような気がするんですよね。あくまでイメージです笑
まとめ
いかがでしょうか?
個人的にはどの金融機関がというより担当者が大事だと思います。
でも金融機関って配置換えや転勤が多いので、せっかく良い担当者を見つけても次も良い人かという保証はないんですよね。悲しみ。
次の担当者が合わなければ次回は別の金融機関を探すのもいいですね。
また、メリットの大きい市区町村の補助制度は是非利用を検討してみてください。
以上、「事業融資ってどうやって受ければいいの?流れからお得な制度まで解説します!」の記事でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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